株式会社エース代表取締役社長 乙村要介のブログです。

BS経営 木村勝男さん

2010年04月06日 22:52

Section1. BS経営で「強くてよい会社」をつくる ~ 経営思想を変えよう ~
Section2. 決算書は最強の武器 ~ 経営者としての決算書の読み方 ~

金沢でBS経営のセミナーが開催することで、ワクワクしながら参加してまいりました。また第一講義が参加できなかったために、補講をしていただきました。まずは、Section1で学んだこと。

Section1. 強くてよい会社とは

強い会社=強い財務
よい会社=人材が育つ会社

つまり、財務基盤と人材育成力を強化し、厳しい環境変化の中でも生き延び成長する会社を作ることにあること。

そして、これまでで一番頑張ったことを、グループデスカッションし、自分のキャッチフレーズをつける時に、木村塾長から「輝く未来を創造する男」と過分なキャッチフレーズをいただきました。また、それは、SCでの自分のダイヤモンド「私は熱い情熱をもって行動できる人間です」に近い、エネルギーをいただきました。

また、基調講演の前に観る「木村勝男さんのDVD」は、いつも心を熱くさせ、感動を覚えます。「経営とは変化対応業であること」だからこそ、肯定的に現状を否定することで、【チャンス】を見つけることができる。

やってみて成功する⇒お金が儲かる
やってみて失敗する⇒経験が儲かる

すべて、可能思考、ポジティブであり、プラス思考であること。

P/Lの純利益は、税金という川を渡って、B/Sの純資産の利益剰余金に辿り着く。だからこそ、10年、20年先のワクワクドキドキするビジョンを掲げて、強い財務体質の会社(例えば、20年先に一人当たりの自己資本が、1,000万円×社員数20名=自己資本2億円の会社)目指すとすれば、毎年、経常利益2,000万円(税金1,000万円)純利益1,000万円を内部留保していくことである。

つまり、ビジョンを考えて、B/Sの自己資本額をいくらにすることから、単年度のP/Lを考えていくことがB/S経営である。1人当たり1,000万円の自己資本とは、年収500万円として、テポドンが落ちて、会社が機能しなくても、2年間その給料が払うことのできる安心できる財務体質の会社であるということ。


Section2. 決算書は最強の武器 ~ 経営者としての決算書の読み方 ~

決算書の基礎:B/Sの右側(貸方)

負債=他人から借りたお金 銀行や取引先から調達してお金(返済義務が必要)
資本金=株主から調達したお金(返済義務がない)
利益剰余金=お客様からいただいたお金(返済の義務がない)

決算書の基礎:B/Sの左側(借方)

流動資産=現金、または換金が容易なもの
注意点…在庫は売れなければただの不良在庫、売掛金は回収できなければ負債と同じ。

固定資産=収益を生み出す原動力(キャッシュの滞留時間が長い)
注意点…収益を生まなければ負債と同じ=ガラクタである。

つまり、固定資産をできるだけ持たずに自社のビジネスを進める方法を考えること。

決算書の基礎:P/L

1. 売上=お客様の支持
2. 売上総利益=お客様に提供して付加価値(業種業態で大きく変わる)
3. 営業利益=ビジネスモデルの効率(マイナスならビジネス不成立)
4. 特別損失=リストラに要する費用(これを支えるのが純資産)
5. 当期純利益⇒純資産を強化(B/Sへ)

要は純資産(自己資本)

1. 純資産(自己資本)の意味
 (1)利益剰余金の蓄積←継続的なお客様の支持

2. 純資産(自己資本)の必要性
 (1)変化対応資金‐‐急激な環境変化に対応
 (2)将来投資資金‐‐明日の飯の種をつくる
 (3)信用の源‐‐社内外、金融機関の信用
※会社と社員の将来のための必要な資金

3. B/Sのカタチを変える
 (1)債務超過がある場合はその解消を最優先
 (2)純資産(自己資本)目標を持つ
    純資産を意識することで利益の出し方=ビジネスモデルが変わる
 (3)固定資産の収益を高める=収益につながる固定資産のみを持つこと
※BSビジョン=自社の将来のB/Sのカタチ

経営資源を有効に活用できているか?
経営は、経営資源に付加価値をつけて社会に貢献することである。

1. 調達して資金にどれだけの付加価値を付けているかの指標
 (1)ROA(総資産利益率)=当期(経常OR純)利益÷総資産×100
    持っているすべての資産を使って、どれだけ利益を生むことができたか
    資産をどれだけ活用したか
 (2)ROE(自己資本利益率)=当期純利益÷自己資本(純資産)
    株主の持ち分に対して、どれだけリターンを生むことができるか
    株主の出資をどれだけ有効活用したか
    中小企業では、ROEだけでなくROAを重視した経営が必要

2. 人にどれだけ付加価値を付けているか
 社員一人当たりの純利益
 社員一人当たりの純資産
 毎年の純資産増加額

 高い付加価値を生み出せる人材を育成しているかが中小企業の生命線

 経常利益÷純資産×100=ROA×自己資本比率=300超優良企業(100目指す)

固定費は付加価値をつけるためのエンジンである。
その為に、人、もの、信用が大切だからこそ、「縁」と「絆」が重要である。

今回の学び

1. ワクワクドキドキする明るい近未来が大切である。(その先に夢がある)
2. それをB/Sに落とし込む 一人当たりの自己資本が1,000万円を目標にする。
  それを何年で達成するのかを描くこと。その為に純益をいくらにするのかを
  P/Lに落とし込んでいき、最終に売り上げを考える。(強い財務力)
3. その為にも、付加価値を生み出す力が必要であり、人間力、考える力、仕事力、
  感謝力がいる。だからこそ人財育成が大切である。

アーバンベネフィット会長の木村勝男氏の著書【BS経営のススメ】は、とても読みやすい文献です。是非一読ください。木村塾長、松崎講師ありがとうございました。

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